第5回 本当に必要な備えとは何か~マイ防災バッグを作る

 東日本大震災を境に、日本人の防災意識は明らかに高まった。だが、わが身に降りかかりそうな災難や被害のイメージがわかない人も少なくないはず。震災発生時にやるべきことは整理されているだろうか。防災の対処の仕方や備えを具体的に考えてみよう。

どこでも安眠するための寝袋、火を使わずに温かい食事ができる調理キット

 いざという時、自分にとって本当に必要な備えとは何か。少なくとも想像できるのは寝る場所と食事の確保は必須であるということ。避難所などスペースが限られ、たとえ横になれないとしても就寝中に身体を覆うものがあれば安心だ。シルク素材の(『シルクドリームザック』)なら、寒い時は暖かく、暑い時は涼しく快適な睡眠環境を作り出す。文庫本サイズまでたためるコンパクトサイズで重さもわずか150グラムと軽量。日ごろから携帯でき、防災バッグにも備えておける。
 食事なら長期保存が利くレトルト食品など。一度炊いたご飯を乾燥させた(『マジックライス』)は、保存期間が5年ある。お湯なら15分でピラフや炊き込みごはんができ上がる。袋がそのまま容器となり、スプーンも入っているため、非常時にはありがたい。こうした非常食やレトルト食品、パックごはん、缶詰などを火や電気を使わずに温められる便利な発熱セット(『オソトデチン!』)もある。付属の袋に特許取得の過熱剤を入れ、その上に食品を置いて袋を閉めると加熱が始まる。陸上自衛隊でもその利便性が認められ採用されている優れものだ。
 このほかにも携帯用トイレやラジオ(『マルチパワーステーション』)、非常用メガネ(『アドレンズ・エマージェンシー』)など自分なりに集めた防災必需品を入れるバッグはどうするか。やはり、最適なのは両手が空くリュックサック。加えて折り畳みのイスがセットされている(『イスパック』)なら申し分ないだろう。