社長メッセージ

株式会社産経デジタル 社長兼CEO 鳥居洋介

楽しいことしよう!
産経デジタルの「経営方針」をひと言でいうと、こうなります。

もちろん、社員や経営者がただ仲良く、楽しいことをやっていればいい、という意味ではありません。ユーザーが面白いと思えるサービスを、知恵を出し合い、楽しみながら作っていきましょう、ということです。
そこには、いくつかの前提があります。産経新聞という看板を背負っている以上、メディア企業としての責務を果たさなければいけません。インターネットを通じ、正しい情報を、いち早く利用者にお伝えする。ちょっぴり気取って言えば、情報媒体として、社会的責務を全うし、人と情報、人と人をつないで、幸福で豊かな社会の実現を目指す、ということが基本にあります。
これまで、産経新聞社が優れたコンテンツを作り出すメーカーだとしたら、産経デジタルはニュースを扱う専門商社、といった例えをしてきました。しかし、設立から10年以上が経過し、紙をデジタルに置き換える作業は、ひと通り終了しました。これからはニュースを事業の柱にしながらも、専門商社から総合商社へ脱皮し、さらなる成長を続けなければなりません。
例えば、産経デジタルが運営しているサイトに「IGN JAPAN」というサービスがあります。これは「IGN」という米国籍の世界的ゲーム・エンタメサイトとのアライアンス事業です。IGN JAPANでは、イギリス人編集長を軸にしたスタッフが毎日、何本ものIGN本家の原稿を日本語に翻訳するとともに、独自の日本のゲーム情報を英語にして、世界中に発信しています。同時に記事だけでなく、ビジネスもIGNという装置を使ってグローバルに展開することが可能になりました。
Cyclistという自転車のサイト、言論サイトのiRONNAや競馬事業のZBAT!、あるいはECビジネスも狭義のニュースという分野からは飛び跳ねたたサービスといえます。
よく総合商社はラーメンからロケットまで扱うといわれます。であるならば、我々もタブーを怖れず、新しいことにどんどんチャレンジし、ネットの中での「ラーメンからロケットまで」を見つけ、育てていかなければいけません。挑戦するDNA。産経デジタルに受け継がれている、もっとも大切なスピリットだと思っています。