株式会社産経デジタル(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:土井達士)は、岡山県の「令和7年度ハレいろサイクリングルート魅力強化事業」において、弊社が国内代理店を務める台湾発のバーチャルサイクリングアプリ「WhiizU(ウィズユー)」を活用し、同県の台湾および大阪・関西万博への出展に際してブース運営のサポートを行いました。

大阪・関西万博『ひょうごフレンドシップウィーク』でWhiizUを活用したブースを展開
サイクリングを通して観光資源の魅力発信や誘客促進に取り組んでいる岡山県が、新たにバーチャルサイクリングの手法を取り入れ、展示会出展や各種プロモーションを展開するという事業に、このたび弊社が参画。同県が推奨するサイクルルート8つのうち、旧片上鉄道の線路跡を利用した「片鉄ロマン街道ルート」の一部を、「WhiizU」内のバーチャルコースとして導入しました。
「片鉄ロマン街道ルート」は、自動車が進入できない専用道で大半を占めており、実写映像でのバーチャルライド体験を強みとする「WhiizU」の収録において、自転車走行による撮影は、高度な運転テクニックが求められます。弊社では、元プロロードレーサーでヨーロッパやアジアツアー、Jプロツアーのレースを転戦した経験を持つ専任スタッフが撮影・監修をしているため、運転によるブレを少なくし、景観を楽しめる映像を収めることができました。勾配データも同時に取得しているため、ペダルにかかる負荷も楽しめ、没入感のあるサイクリングが楽しめる魅力的なコースとなっています。
岡山県では、このバーチャルサイクリング体験を軸とし、9月27日から29日まで大阪・関西万博の会場で行われたイベント「ひょうごフレンドシップウィーク」に出展。弊社ではブース運営や装飾のサポートも行い、専任スタッフが「片鉄ロマン街道」をPRしました。29日には、同県の伊原木隆太知事にもお越しいただき、バーチャルライドを体験していただきました。

岡山県の伊原木隆太知事も「片鉄ロマン街道」をバーチャルライド
また、サイクリングが人気の台湾で11月7日から10日に開催された『2025 台北国際旅行博』にも同県がブース出展し、同様にバーチャルサイクリングでサイクリングルートの魅力を発信しました。関西万博、台北国際旅行博ともに多くの方に来場いただき、バーチャルサイクリングを通じて、岡山県のサイクルツーリズム事業の普及に努めました。

台湾・台北で開催された『2025 台北国際旅行博』の様子
産経デジタルでは、「WhiizU」を活用して、多くの自治体様に向けたソリューションをご提案しています。「WhiizU」には実写、3D共に多くのサイクリングコースが収録されており、日・中・英の言語にも対応。自治体様のサイクルツーリズム施策やインバウンド施策にご利用いただいております。バーチャルコース制作や導入サポートなどの詳細については、担当者までお問い合わせください。