デジタル分野に関するオープンアクセスの国際学術論文ジャーナル「Journal of Digital Life(ジャーナル オブ デジタルライフ)」は2023年9月16日(土)、初の本格的なカンファレンスとなる「The Conference of Digital Life vol.1」を、福岡県福岡市の九州産業大学にて開催しました。
「デジタル」をキーワードに様々な分野の研究者ら40名以上が参加、ショートピッチ大会や講演論文発表が行われ、活発な討議や意見交換がなされました。また聴講者はオンラインを含めると70名を超え、研究者と産業界のニーズをマッチングする場として注目度の高さがうかがわれました。
当日の最も優れた講演論文発表に贈られる「ベストプレゼンテーション・アワード」には、足の裏を突起物や温感で刺激することで歩行の改善を促す研究を発表した岡山県立大学・大下和茂准教授が受賞。またショートピッチ大会では、デジタル技術で都市のインフラを最適化するスマートシティや現実世界と仮想世界が高度に融合したSociety 5.0の基盤として、コンピューター上に実際の地形や都市を構築する「点群データ」という技術を活用したいと訴えた法政大学大学院の山本忍氏が最優秀賞に選ばれました。
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